巻物

ひんやりした月曜の午後は目を閉じて

発泡酒はぬるかった

アナタが感じている「猟師」と、みんなが想像する「開発者」は、もしかしたら全然違うものかもしれない。そんなことを想像すると、ちょっぴり不思議だね。

ホーム

悲しそうにダンスする友達と俺

とある休日、私は当時付き合っていた彼氏と、横浜からレンタカーを利用し、茅ヶ崎に行ってみた。
と言うのは、私のデジタル一眼で風景を撮影するためだったけれど、上手に撮れない。
海は久しぶりだったこともあり、撮影に飽きるとヒールを脱いで海の中に入りはじめた。
それにも飽きて、砂で小さな城を作ることをするようになった。
覚えている限りでは、それまでは、おそらくそばに置いていた黒い一眼。
思う存分滞在して、帰路の中、スタンドでデジタル一眼がケースごとない事に驚いた。
がっかりして部屋まで帰ったけれど、思い出すと、すごくさみしかった記憶がある。
多くのメモリーが入っていた私の一眼、現在はどの場所にあるんだろう?

熱中してダンスする妹と冷たい雨
少年はものすごく空腹だった。
もうすぐ夏休みという時期、小学校からトボトボと帰宅している時だった。
セミがもううるさく鳴いている。
陽の光は強く、夕方とはいえまだまだ太陽は沈みそうになかった。
少年は汗を手でぬぐいながら一人で歩いていた。
友達と一緒に下校することも多いが、今日はあまりにも空腹だったので、早いとこ家に帰って何か美味しいものを食べたかった。
少年が食べようと思っているのは、昨日の夕食のカレーの残り。
昨日のカレーは、たしか鍋にかなり残っていたはずだ。
ご飯もおそらく、冷や飯が冷蔵庫にあるはず。
少年は期待をこめて、足早に家へ向かった。
すると体中に、汗がいっそう出てきた。

夢中で泳ぐ母さんと冷めた夕飯

離れた里に住んでいる母も大好きな孫のためとして、めちゃめちゃ一杯お手製のものを仕立てて届けてくれている。
キティーちゃんがものすごく気にいっているのだと伝えたら、言った生地で、ミシンで縫って作ってくれたが、縫物用の布の価格がめちゃめちゃ高価でびっくりしていた。
縫物用の布は縦、横、上下の向きがあって手間だそうだ。
それでも、ふんだんに、作成してくれて、届けてくれた。
孫娘はたいそう愛らしいのだろう。

ゆったりと話す父さんと暑い日差し
仕事用で何枚かスーツに合うYシャツを購入しているけれど、大体チョイスするときに何枚も試着する。
これくらい、ワイシャツのかたちにこだわってしまうのも珍しいと思い込んでいた。
すると、先日、シャツはオーダーメイドしてもらうと、こだわっていた方がいたので、驚いた。
もちろん、Yシャツひとつできまって見えるし、悪くないかも、と考えた。

息もつかさず泳ぐ友達と壊れた自動販売機

働き始めて間もないころ、無知で、そこそこ大きな厄介なことをひきおこしてしまった。
心配しなくていいといってくれたお客さんたちに、挽回の方法も浮かんでくることがなく、涙が出てきた。
同じく新人らしきお客さんが、高そうなマキュアートをどうぞ、と言ってくれた。
勘違いで2つもオーダーしちゃったんだ、と言いながら違う種類のドリンクを手に2つ。
背が高くて痩せててとても親切そうな表情をした女性。
申し訳なかったな、と思い出す。

薄暗い木曜の朝に食事を
少し前の暑い時期、ガンガン冷やした部屋の中で冷えた飲み物ばかり摂取していた。
私はしょっちゅう熱中症にかかっていたので、水分を取るのが必須だと思ったからだ。
乾燥した室内で、ノースリーブ、その上アイスティーにカルピスで涼しさを求めた。
だから、順調だと思い込んでいた暑さ対策。
夏が終わり、その年の冬に、前年度よりもひどく冷えを感じることが多くなった。
オフィスを出る仕事内容が増えたこともあるが、寒くてなるべく部屋から出れないという状態。
なので、たぶん、猛暑の中の過ごし方はその年の冬の冷え対策にもつながると思う。
必要な栄養を取り、偏りの少ない過ごし方をするのがベストだと思う。

悲しそうに口笛を吹くあの人と紅葉の山

随分久しぶりの外での仕事の時、初めて仕事で一緒に働いたAさんという年配の方は、がっしりとした方だ。
一番初めにお会いした時から貫禄があり、個人的な会話は少しもできなかった。
前回、ふとAさんの半袖になった太い腕をみて驚いた!
大きめの天然石ブレスがかなりの数つけられていたため。
気付いたら、天然石興味があるんですね!と出てしまったくらい。
次の瞬間Aさんは得意げに、いきなり子供っぽい表情で、それぞれのストーンの名前紹介してくれた。

怒ってお喋りする父さんと擦り切れたミサンガ
近頃、腹のぜい肉を筋肉にと思い毎晩、筋トレを頑張っている。
子供を自分の足元にしがみつかせて回数を数えながら腹筋をしたら、わが子とのふれあいにもなるし、子供も一から数を覚えこむし、私の見苦しい脂肪もそぎ落とされるし、一粒で二度おいしいことだと考えていたら、始めは、笑っていた小さな娘もすぐにあきてしまった。

雹が降った祝日の早朝は外へ

社員で勤めていた時の先輩は、親が社長で、どう考えてもセレブだった。
小柄で明るくてとにかく元気な、動物愛護の先輩。
動物愛護サークルなど立ち上げて、しっかり活動を行っているようだった。
毛皮反対、ビーガン、動物実験取りやめ賛成。
知り合ってすぐに、ご実家に訪れたことがある。
一等地にある上等なマンションで、国会議事堂が見えた。
その先輩、可愛くてきれいなシャム猫と一緒に住んでいた。

ぽかぽかした土曜の深夜に友人と
鹿児島の50〜60代の方は、毎日、献花を墓前になさっているから、そのために、お花が大量に必要で、花農家も山ほどいる。
夜半、車で走っていると、菊の栽培の灯火がすぐ夜半、車で走っていると、菊の栽培の灯火がすぐ目に触れる。
建物のライトはめちゃめちゃ少ない地方とはいえ、電照菊電灯はすぐ視認できる。
菊の栽培照明はしきりに目についても人の通行は非常に少なく街灯の明かりも非常に少なく、物騒なので、高校生など、駅まで送ってもらっている子ばかりだ。

手裏剣


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