巻物

気どりながらダンスする彼と観光地

発泡酒はぬるかった

「作家」のことを好きという人もいれば、嫌いという人もいるだろう。なんの感情もない人だって。君が思う「欲求」はどう?

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気分良く泳ぐあの子とぬるいビール

「嫌われ松の子一生」というタイトルのTBSドラマが放送されていましたが、欠かさなかった人もいらっしゃったと思います。
私はというと、ドラマは見なかったけれど、女優の中谷美紀さんの主演で映画がクランクインされたときに、見に行きました。
考えます。
松子は容量が悪いからでもありますが不運な環境にいながらも、自分は不幸だと思いません。
松子以外から見れば、不運かもしれないけれど夢があります。
幸せになることに関して、貪欲なんです。
そこに、リスペクトを感じました。
自分も幸せになりたいのに、チャンスがやってくると罪悪感がある。
という、よくわからない状態だった当時の私は、観賞中、悩みなんか忘れていました。
とても、明るい映画なので、見ていただきたいです。
主演の、中谷美紀さんは、先生役でも、中洲のソープ嬢でも、美容師を演じても、なんでもはまってました。

騒がしく踊る君と濡れたTシャツ
健診は、毎回どこか引っかかる。
心音だったり、数値だったり、胃だったり。
胃の検診を発泡剤とバリウムを一杯飲んで受けてみて、検査結果がくると、胃がんの疑わしさがあり、大急ぎ、胃の再検査を下記の病院にて受けてください。
と印刷されてあったのには、あせった。
あせったというか、むしろ心配だった。
即刻指定病院に再検査に原付で行ったら、ただの胃炎だった。
胃は前から苦痛があったので、定期診断に引っ掛かったのはわかるが、文で名前と胃がんの疑義があると印刷されてあったらぞっとした。

ゆったりと踊るあいつと飛行機雲

ある夏の日の昼過ぎ。
少年は家の庭で、アリの行列が死んだ虫を運んでいるところをまじまじと見ていた。
蟻たちは一生懸命働いているのだけど、虫の死体一つでこんなにもたくさんの蟻がいたって、意味が無いんじゃないのかと、少年は不思議に思った。
少年は、蟻たちを指ではじいたらどうなるだろう、という欲求にかられた。
でも、今回はただただ観察し続けることにした。
暑い夏の日なので、少年の汗がダラダラと流れ、雫となって蟻たちの近くに落ちた。

天気の良い月曜の晩は椅子に座る
晩酌に、500のビールを一人で飲むのが楽しみになっているけれど、最近、その後にワインも飲んでいる。
もちろん、次の日に接客の仕事をしないときに限定されるけれど。
家族と離れて暮らしていた時に、アパートの近くでちょっといい感じの酒屋を発見して、父の日のために買ったことがある。
私は少々見栄っ張りなので、「1万円以上のプレゼント用ワインを探しています」などと話して。
家族に贈った、ワインが1万円ほどしたことを我慢できずに話すと、父は気まずそうに「・・・うん、やはりそうだと思った!」と言ってくれた。
他には何もいう事は、なさそうだった。
そのことから、そんなにワインの値段にはこだわらなくなった。
あー最高だと感じる時間を過ごせるなら、金額や質にはこだわらない。

気分良くダンスする兄弟と履きつぶした靴

若いころに凄く肥えていた時に、絶対欠かさなかったのがシュガートーストだ。
しかも、ディナーの後に4枚くらい食べた時期もあった。
さらに並行して、フライドポテトに取りつかれてしまい肥満の世界へまっしぐらだった自分。
頑張った痩せる方法が変わり種ばかりだ。
例を挙げると、2週間スープダイエット。
これは2週間程同じレシピのスープだけで生きるダイエットだ。
仕事先にも水筒に作って持って行ったという徹底さ。
スープダイエットに断念して、葱を夜ごはんに置き換えるというダイエット。
それは、今の自分には無謀。
その後、2年ほどで生活習慣を気にするようになると、するすると半分くらいに。
とにかく時間をかけてやっていくしかないのかもしれない。

汗をたらして跳ねる彼とアスファルトの匂い
夏で催しがすごくたくさんで、此の程、深夜にも人の往来、車の行き来がとてもたくさんだ。
田舎の奥まった場所なので、通常は、夜半、人の行き来も車の通行もまったくないが、花火大会や灯ろう流しなどがされていて、人通りや車の通りがとても多い。
いつもの静かな夜半が邪魔されていくぶんやかましいことがうざいが、常日頃、にぎやかさが少ないへんぴな所が元気があるようにうつるのもまあいいのではないか。
近隣は、街灯も無く、暗いのだが、人の行き来、車の通行があって、元気があると明るく感じる。

前のめりで走る友人と草原

3年前から、九州の南に住むようになって大型台風をとても気にすることになった。
強さが全然違うからだ。
大分に住んでいたことも関東に住んでいたこともあるのだけれど、台風の強さが全く違う。
サッカーのゴールが転がり走ると聞いたときは、大げさだと思ったが、現実だった。
超大型台風が直撃した後は、高いヤシや大きな木は道に倒れ、海沿いの道はゴミでいっぱいで車で走るのにも道を選ばないと通れない。
海近くの民家では、車のフロントガラスが破損したり、家のガラスが割れ、天井が壊れたりと本当かと考えていたようなことを見てしまった。
直撃せずにかすっただけでも風はめちゃめちゃ強く、古い民家にいると家のきしむ音がたいそう心配してしまう。

そよ風の吹く木曜の夕方はゆっくりと
ベローチェでもその他カフェでもどこででも美味しいコーヒーを飲める。
もちろん、どこかでインスタントを入れても飲めるし、いろんな場所で

私が好きなのがスタバだ。
全店ノースモーキングと言うのが、喫煙の苦手な私にとってポイントが高い。
よって、コーヒーの香りを楽しめる。
価格もそれなりだが、立派な豆が使用されているのでコーヒー好きにはたまらないと思う。
甘党の人は入るたびにコーヒーと、ついついデザートなど頼んでしまうという落とし穴もある。

悲しそうに自転車をこぐあの人と気の抜けたコーラ

先日梅雨が明け、今日セミの鳴き声を聞いて、少年は「今年も夏になったなぁ。」と思った。
あと10日ほどで夏休みという休みの日の午前中、少年は縁側で空を見ながらアイスクリームを食べていた。
頭上では風鈴がときおり涼しげに鳴っていた。
朝から暑い日で、日光が少年の座った足を照りつける。
少年は半ズボンだった。
顔中から汗が流れ、アイスも溶けてきた。
少年は、近くの市民プールのプール開きを待ち焦がれていた。

風の強い土曜の午前は足を伸ばして
生まれた県が違うと食べるものや文化が変わることを結婚してから大変考えるようになった。
ミックスジュースシェイクしようかと妻からなんでか言われ、ミックスジュースを買っていたのかなと思ったら、家で作ることが普通らしい。
ミカンやパイナプルとその他もろもろとアイスを投げ入れて、普通の牛乳をさらに入れて家庭用のミキサーでミックスして出来上がり。
家庭でつくったものを飲んだのは未知の体験だけれど、めちゃめちゃうまかった。
くせになったし、くせになって、私もやっている。

手裏剣


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